医師の全体の3割ほどが内科医だと言われています。

多くの一般の人も、医者と聞けばこの診療科の先生を思い浮かべるのではないでしょうか。

多くの入り口が内科から

体調が悪かったりなどすれば、まずこの分野の医師に診てもらうことになるでしょう。

病院に訪れた患者に対して、どのような不調があるのかなどを問診し、その話や診察、検査によって病状を把握。

それぞれの病状や症状に合わせた治療を行っていくことが、内科医としての主な仕事内容となっています。

適切な判断・診断ができることが大前提。何が原因で体調不良を訴えているのかを把握し、投薬するのであれば薬剤の種類やその量を決定していきます。

実際に注射をしたり点滴などを行うのは看護師のケースも多いですが、その前の決定で重要な役割を果たしているのが、内科医なのです。

分野によっては手術に近い行為を行うこともあります。仕事内容は細分化された診療科目によって異なると思っておきましょう。


患者から見る内科医の印象

このような表現だけではとても忙しいようには感じないかもしれません。

また、医師に病状などを診てもらった時、実際には風邪ではないにもかかわらず「風邪」だと誤診されたり、あるいは、そっけなく診察された経験を持つ人は、「内科医は外科医と比較すると楽なんだろうな」と感じる人も少なくはないでしょう。

もちろんそんなことはないですし、医師として働いている人であれば、多くの医師は専門分野や働く場所が異なったとしても忙しいということはわかっているはず。

ただし医師が常々心得ておかなければならないのは、内科の医師は患者からそう思われる可能性がある立場だということ。


内科医感じるやりがいとは

これは、やりがいにも繋がる点かもしれません。

つまり、それだけ患者との距離が近く、適切な診察や治療ができたかどうかのみならず、患者との接し方や態度、振る舞いまでもが評価として自身に返ってくるわけです。

知識と技術だけでは信頼が得られない、そういう意味ではとてもやりがいの大きな診療科目と言えるでしょう。

それだけではなく、新たな知識を吸収するための研究なども重要な仕事となります。

新たな病気や治療法が発見されることもあれば、これまでの常識が覆る可能性も。

そうした流れについていけなければ医師としての役割は果たせません。

患者と接している時のみ働いているわけではなく、プライベートの時間をそうした研究や勉強のために費やしているのです。

その結果、患者の症状が良くなったり感謝されたりすれば、これほどやりがいを感じられる瞬間はないでしょう。