外科医は医者にとっては非常にやりがいのある仕事です。

医師という職業全てに言えることですが、その中でもこの分野は少し特別でしょう。

外科医が本領を発揮するのは手術

外科に勤める医師たちが本領を発揮するのは手術の際。

周知のとおり、メスを使用し人体を切開した上で内部の問題のある箇所を適切に切除したり縫合したりなどするのが主な仕事内容ですよね。

最近は医療の発達によりメスを使用しない手術も増えてきました。

そうした最新の治療なども含め、外科医は患者の病気を自らの手で治療する役割を、それに伴った思い責任を担っています。

執刀医が異なれば結果も異なるものであり、そこにこそ、この仕事に従事している意義ややりがいが見出せるのです。


手術だけが仕事ではない外科医

一方で、より具体的な仕事内容となると医師によってかなり異なってくるのが外科の特徴でしょう。

数多くの手術に立ち会い、経験を積み、研究などを重ねた上で、各々が専門分野を見出しその道を極めていくのが一般的な外科のキャリア。

心臓手術に特化した医師、脳の手術に特化した医師など、その方向性は多種多様です。

一般外科と整形外科でも行う仕事内容は異なりますし、形成外科などでもそれは同様でしょう。

外科に勤める医師は手術をしているイメージが強く浸透していますが、もちろんそれだけではありません。

患者に対する診察を行うこともあり、他の専門医と連携しながら手術のためのスケジュールやプランを立てていくことも大事な仕事。

また、それを患者やその家族に説明し、時にはリスクにも言及。

そこで信頼を得ることも重要な役割の一つと言えるでしょう。

手術後も患者などと接しながら状態を見極め、今後どのような方針で治療やリハビリを進めていくかといった決定にも携わります。


研究や勉強、鍛錬は怠らない

当然、外科に勤める医師は研究や勉強、鍛錬といったものも怠ってはなりません。

上でも触れたような最新の治療が登場すればそれに関して勉強し、自らで行えるような準備をしておく必要があります。

また、自ら新たな治療方法を編み出す外科医も数多く存在します。

こうした研究や勉強などによって、下の世代にそれを伝えていくのも医師の役目。教育や指導も仕事内容として外すことができない事柄なのです。


忙しさをやりがいと取れるかがカギ

そして、これだけの仕事をこなしているわけですから、忙しいのは当たり前ですね。

手術ができる人は限られているので、いつ病院から呼ばれ対応しなければならなくなるかもわかりません。

ゆっくりと休んでいる暇もほとんどないのです。

この忙しさから逃げ出すか、それともやりがいとして受け止めるのか。

この考え方によっても、医師としてのキャリア形成や転職条件などが変わってくるでしょう。