外科医として働く医師のキャリアアップに必要なことは、下記のとおりです。

自身のビジョン

まずはビジョン。

自身が今後どのような医師としての道を歩みたいのか、これは本人にしかわからないことですね。

それを整理しなければ、キャリアの全体像は見えてきません。

全体像が見えなければ、今の職場で現状維持のまま働き続けるしかないでしょう。

収入が上がっても、おそらくわずかのアップにとどまるはず。

地位も上がるかもしれませんが、皆が羨むほどの椅子に座れるかは疑問。

つまり、その程度のキャリアしか築くことができないと考えられます。


仕事に対するこだわり

次に考えたいのが、こだわりです。

こだわりの持っていない医師は、やはり素晴らしいキャリアを築くのは難しくなります。

特に自身の専門分野へのこだわり、これがなければビジョンを持たない医師と同じように、華々しいキャリアを作り上げることはできないでしょう。


キャリアアップを考える外科医がすぐに取りかかるべきこと

そしてキャリアアップを考える外科医がすぐに取りかかるべきなのが、転職活動です。

自らの描き出すビジョン、あるいは持ち続けるこだわり、これらを抱えた上でキャリアを築き上げていくには、多くの場合その場所から飛び出す覚悟をしなければいけません。

その覚悟の先にあるのが転職です。

ただ、どのような転職をするのかは医師個人によって全く異なるため、一概には言えないでしょう。

収入を増やしたいという希望があるならば大学病院よりも一般病院ですし、一般病院よりも自らのクリニックを持った方がその希望は叶いやすいとされています。

そうではなく、専門分野を極めたいのであれば、それに特化した、あるいは定評のある病院へ移るのも一つの方法。

大学病院にとどまっていても専門分野を極めることはできるかもしれませんが、自分の能力をもっと発揮したい、収入を上げたい、地位を築きたいという思いとの兼ね合いにより医局を出た方がメリットがあるという結論に至れば、職場を変える必要性が増すでしょう。


外科医としての経験

外科医としての経験は、どの診療科目でも非常に役立ちます。

そこから内科医に転科する医師も少なくありません。

また、救急医療に携わる医師もいますし、臨床ではなく研究の分野に身を移す人もいます。

メスを握れる人は決して多くはなく、外科から転科して他の診療科に移る人も多いことから常に深刻な人手不足の状態。

つまり、需要は常にあるのです。

それを考えれば、自らのキャリアの全体像が確立しており、そこに向かう意欲さえあれば、外科医としてのキャリアアップは約束されたも同然。

これまでの経験を最大限活かすためにも、その道を選ぶことが最良の選択となるのかもしれません。